ベトナムベンチャー企業訪問記2 AKBソフトウェア

1月 8th, 2014 | Posted by admin in 長橋のつぶやき

AKBソフトウェア
 AKBソフトウェアは、日本の久保工業株式会社、そのシステム子会社のKBソフトウェア、そして、ベトナムIT企業大手のAIC Groupの合弁で2008年に設立されたIT企業です。

 代表の末続宣彦社長は、金融系のシステムエンジニアを経て、2000年代からネットでのプロモーションを先駆けて展開、プロモーションビジネスを奥様に任せ、2012年からハノイに移住。ベトナムと日本との架け橋となるべく奮闘されておられます。

 同社のメインのビジネスは、KBソフトウェアからのオフショア開発。長崎に本拠を置くKBソフトウェアは、三菱重工からの受注の一部をオフショアとして同社に委託。日本語が話せるベトナム人がブリッジとなり、かつ、定期的に日本で研修を受けていることもあり、オフショア開発にありがちな、指示した要件とできあがったモノが全然違うという、ボタンの掛け違いは起きないと末続氏は指摘します。

 日本からの受託開発にくわえて、強化しているのは、ベトナム向けビジネス。ベトナムIT企業大手のAIC Groupとのアライアンスにより、ベトナム企業ならびに政府系からのシステム開発の受注を強化。受託にくわえて、自社サービスも強化。
家系図作成が盛んなベトナムのニーズを踏まえた家系図作成ソフト販売の実施、ならびに、検討段階ながらも懸賞サイトによるデータベースマーケティングを今後自社事業として展開予定です。

AKBソフトウェア http://akb.com.vn/jp/index.html

末続宣彦AKBソフトウェア代表

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