イギリスのクラシックとロック

8月 25th, 2021 | Posted by admin in 長橋のつぶやき

 旅の思い出、ベトナム、US、シンガポールについで、英国(UK、イギリス)です。たしか、自分が初めて海外に行ったのは、大学受験が終わった1996年、もう四半世紀前ですね、母親といったイギリスです。当時は、飛行機に乗るのも初めての経験で、離陸のときの高揚感は今も忘れません。

 その後、初めて海外に6か月以上、滞在したものもUKです、ドクター終わって、半年、ポスドクとしてケンブリッジ大学コンピュータ研究所でお世話になりました。さらには、アナリスト、IRとして、ロンドン、エジンバラの機関投資家に訪問と、たぶん、自分にとっては、日本の次に滞在歴が多く、馴染みのある第2の故郷かもしれません。

 さて、このイギリス、自分の理解では、クラシックとロックが混ざっている国だと思います。クラシックは、過去のしきたりを守るというのでしょうか、貴族制度もそうですし、景観もありますよね、同じ景観を維持することが、イギリスにとっては大事な指標で、たとえば、アップルストア、ユニクロがオープンする際にも、19世紀の外観をキープしつつ、内装を変える、この保守というかクラシックさがUKの伝統ですね。

 ただ、守るだけでもなく、ロックというか新しい試みを積極的に取り入れるのもイギリスの懐の深さです。かつて太陽の沈まぬ国と言われた大英帝国の矜持でしょうか。古いものを守るのではなく、新しいものを取り入れるのもイギリスの良さと思います。ビートルズもイギリスですしね。ケンブリッジでも、イギリス、ヨーロッパだけではなく、世界各国から留学生が集まっていました。いまでいうダイバーシティでしょうか、保守ながらも多様性を受け入れる「ロックの素地」があるように思います。

 さて、このイギリス、いち早く、コロナとともに生きる、ウィズコロナを選択しました、もしかしたら、この多様性を受け入れる、この「ロックな素地」にあるかもしれないです。もう5年以上、イギリスには行ってませんが、いつかまた第2の故郷に訪問できること楽しみにしています。

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