気づかせるドラッガー式コンサルティング

11月 15th, 2019 | Posted by admin in 日々の思い | 長橋のつぶやき - (気づかせるドラッガー式コンサルティング はコメントを受け付けていません。)

さて、先日、ある方とお話しして、なるほど、と思ったことがあったのでシェアします。その方は、いろいろな会社のコンサルティングを受けているようでしたが、そのなかでコンサルティングのパターンがいくつかあると言います。

 一番オーソドックスなのは、ソリューションを提示するケース。まあ、医者で例えれば、具合の悪い患者さんを診断して、原因を特定して、処方(手術、処方箋)するといったところでしょうか。会社でも、たとえば、業績の悪化という事象に対して、その要因を特定して、処方(リストラ、売り上げ拡大)するのは一般的ですよね。

 一番ダメなのは、我田引水パターン、クライアントそっちのけで自社の製品・ソリューションにつなげる、これもシステム系だとあるあるですよね。ニーズもないまま、うちの製品買ってくださいといったヤツ。

 で、最後に一番良かったのが、「気づかせる」コンサルティングだという。コンサルタントは、とくにソリューションも提示しなければ、売り込みもしない、ただ、クライアントの話を聞く。そして、聞くだけじゃなくて、いろいろ角度を変えて聞いたり、変化球を投げたりして、クライアントに「あ、そうなんだ」と気づかせる。

子供の教育と同じで、人から、ああだこうだ言われるよりも、自分で気づいたことを実行した方が、やる気になりますよね。ちなみに、かのピーター・ドラッガーもコンサルティングの際、まさにこの方式を実践していたといいます、なので、この方式を自分は勝手にドラッガー式コンサルティングと呼んでいます。

 で、これはコンサルタント・クライアントの関係だけではなくて、同僚との関係、上司部下との関係、家庭との関係、コミュニケーション全般の話ですよね。自分の意見を押し付けるのではなくて、相手に気づかせる、常にこうありたいものです。

台風19号とresilience

10月 14th, 2019 | Posted by admin in 長橋のつぶやき - (台風19号とresilience はコメントを受け付けていません。)

10月12日、台風19号が東日本に大きな被害の爪あとを残しました。千曲川の氾濫等、今回、被災された方には一日も早い復興、日常生活への復帰を心からお祈り申し上げます。

 さて、台風19号で思ったのは、東京そして日本のresilienceです。resilienceは、日本語に訳しにくくて、回復力、対応力ですが、発生した事象に対して柔軟に対応・リカバーすること、強いて言えば、這い上がること、と理解しています。

 たとえば、東京は400年前、江戸として幕府の拠点になってから、川を中心に街を構築してきました。川はモノ・人を運ぶのに便利な反面、台風のような災害に影響を受け、ときには壊滅的な被害をうけます。そして、川に限らず、東京は何度も壊滅的な被害を受けました、関東大震災、東京大空襲、そして、最近では東日本大震災、「もうダメだ」と思ったときは何度もあったと思います。実際、自分も東日本大震災の計画停電はしんどかったです。でも、あきらめずにresilienceで何度も這い上がり、その田保に強くなってきました。

 そして、企業も都市に似ていると思います。企業は長くやっていると「もうダメだ」という瞬間があります。でも、そうした艱難辛苦に逃げることなく正面から立ち向かい、あきらめずにresilienceで這い上がる、そうした会社は立ち直って、そして、強くなって、ちょっとやそっとのことじゃ潰れなくなると思います。

 というわけで、resilience、何度も這い上がることが強くなる、そんなことを学びました

感謝すること

8月 16th, 2019 | Posted by admin in 長橋のつぶやき - (感謝すること はコメントを受け付けていません。)

稲盛さんの新刊「心。」に染み入る話がありました。

 京都の小さな町工場からスタートした京セラが創業して初めての注文が松下電器(パナソニック)。で、当時は、ほとんど名前が知られてなかった京セラに注文してくれたことに感謝する反面、品質・価格はとても厳しく、とくに価格については毎年厳しい値下げ要求があり、それに応えるには並々ならぬ努力が必要だったといいます。

 他の業者は、これに対して「下請けいじめ」と不平不満をこぼす一方、京セラは毎年注文を頂けること、それによって鍛えられていることに感謝しました。そして、一見、無茶にみえる注文でも採算が取れるように知恵を絞り、努力を重ねた結果、京セラが米国に進出した際、他社にくらべて、圧倒的に安くてよい製品ということで、広く受け入れられたという。

 これはIT系でも当てはまる話かと。無茶な注文とブラックとの線引きは難しいところですが、不平不満をいわず、ポジティブに取り組む、これは大事で、そして、無茶な納期でもちゃんとやってくれる、こういう会社は信頼されますよね。

 会社の財務だけを見るのではなく経営者に会って、経営者の考え方を知るべし」 ー 昔、アナリストをやっていたとき、よく言われました。たぶん、こういう心がけを見るべしということなんだと思います。

 というわけで、一見、無茶と思われることでも、きちんと検討して、知恵を絞って、不平不満を言わず、ポジティブに取り組む、これは大事ですね。

松方コレクション展

8月 7th, 2019 | Posted by admin in 長橋のつぶやき - (松方コレクション展 はコメントを受け付けていません。)

 さて、アポの間に時間があったので、上野の国立西洋美術館松方コレクション展にいってきました。あまり絵は詳しくはないのですが、松方コレクションを扱った原田マハ「美しき愚か者たちのタブロー」が面白くて、いつか行かねば、と思っていきました。

 川崎造船の社長であった松方幸次郎が20世紀初めにロンドン、パリで集めたコレクション、モネ、ルノワール、ゴッホをはじめとした当時では世界有数の規模でしたが、関東大震災後の昭和恐慌、戦争等でコレクションが散逸。戦後、吉田茂のタフネゴによってフランス政府からの寄贈返還が決まり、今回はオルセー美術館所蔵のゴッホ「アルルの寝室」もお目見えでした。

 吉田茂は、当時フランス所蔵の松方コレクションの寄贈返還のネゴのさい、「返してほしい」とは言わず、日本にフランス文化を宣伝するいい機会だ、というネゴでこのコレクションの寄贈返還が決まったといいます。で、そこから60年経ちましたが、いまでもこれ当てはまりますね。

 ここのところ、パリにいく機会がないですが、コレクションからパリの華やかさが伝わってきて、パリに行きたくなりました、いつか凱旋門賞と一緒にオルセーも行きたいですね。ま、自分は絵はあまりよくわかりませんが、日本酒・ワインと同じでその背景を知ると深みが出てくるというか、知るのが楽しくなりますね。

 さて、ビジネスという点から、もう一点。3年近く前ですが、倉敷の大原美術館にいきました。大原美術館も松方コレクションと同じ時期、印象派の画家と直接コンタクトして絵画を集めます。で、前者の松方コレクションは散逸、後者の大原コレクションは無傷とはいかないまでも残りました、関東大震災、昭和恐慌、太平洋戦争、条件はほぼ同じで、この差はなんだろうと。

 自分の仮説は、レバレッジだと思っています。松方幸次郎は、コレクション購入に際して自宅を担保に出す、さらには母体の鈴木商店から借り入れるなどレバレッジを効かせたといいます。一方、大原コレクションの場合は、大原家が児島虎次郎という岡山出身の画家のパトロンとして、そこまでレバレッジを効かせずコレクションを集めたという理解です。

 ただ、松方コレクションのおかげで国立西洋美術館が完成し、こんな素晴らしいコレクションをみる機会があるので、どちらがよいかは難しいですね。いずれにせよ、身の丈を知り、レバレッジを抑えるというのはビジネスという観点からは重要かなと思いました。

FACT FULLNESSと世界の見方

5月 28th, 2019 | Posted by admin in 長橋のつぶやき - (FACT FULLNESSと世界の見方 はコメントを受け付けていません。)

 さて、最近は昔の本を読むことが多く、新刊はひさびさですが、『FACT FULLNESS』は多くの学びがありました。いわゆる、出色の出来栄え、と言うに相応しいと思います。

 テーマは世界をどう見るかことで、我々は意識せずに先進国、途上国のように分断して考えたり、世界の人口はひたすら増え続けるといった将来を直線で考えたり、一つの例がすべて当てはまるように考えたり、「色眼鏡」をかけてモノをみていると。

 むしろ、こうした思い込みを乗り越えて、データをもとに世界を正しく見るべし、という話と理解しました。データをためる・使うのは大事だけど、じゃあ、どう使うのか。やっぱり、世界を正しく見るためだと思います。

 これは世界だけではなくて、ビジネスでも同じですよね。たとえば、会社で上司が「アイツは使えない」という思い込みで判断するのではなくて、データ・事実にもとづいて正しく世界を見る、どの世界でも共通の話なんだと思います。

 あるいは、日本の場合、「外人」は思い込みが多い気がします。まあ、もともと島国ということもあるんでしょうが、我々は髪の色が違うと「外人」って思い込みがちですよね。でも、見た目はアメリカ人だけど、日本語しか話せない、ZIP!の朝ごはんジャーニーに出演しているマーティンは外人じゃないですよね。あと、中央競馬で最近は外国人騎手が増えていますが、一言に外国人騎手といっても日本で免許をもっているD・デムーロ騎手、C・ルメール騎手は短期免許で来日する外国人騎手ではなくて日本人騎手と言うべきですね。

 いずれにしても、こうした思い込みは、誰にもある話で、だからこそデータに基づくファクトフルネスが大事で、よい刺激になりました。自分が思うに、本のクオリティは、かけた時間に比例すると思っています(だから、自分が書く時もとことん時間をかけるわけですが)。たとえば、今年映画化されるピアノコンクールの名作『蜜蜂と遠雷』は構想12年、取材11年、執筆7年もかけた名作です。『FACT FULLNESS』も著者ハンス・ロスリングという一人の人生そのものの経験がすべて詰め込まれていて、それが何とも言えないコクになっていると思います。事あるごとに読み返そうと思います。

 

 

雍正帝 中国の独裁君主

5月 5th, 2019 | Posted by admin in 長橋のつぶやき - (雍正帝 中国の独裁君主 はコメントを受け付けていません。)

ここのところ読んでいて思うところがあったのでシェア。宮崎市定「雍正帝 中国の独裁君主」(中公文庫)を読みました。もともと、トップダウンというマネジメントスタイルに興味を持っていて、中国の皇帝は究極のトップダウンという話を聞きました。で、このスタイルに興味を持っていたので読んでみました。

 この本、良い意味で裏切られました。中国、清時代、第4代皇帝康熙帝と第6代皇帝乾隆帝の間の第5代皇帝雍正帝は、たしかに、地方の政治の細かいことまで口を出す、いわゆる、マイクロマネジメントのスタイル。まあ、現在だと社長が平社員の仕事についても全部口を出すスタイルでしょうか。

 ただ、天子である中国の皇帝を以てしても、命令に従わないことは多々あったようで。それは、中国の科挙制度で登用された官僚が本書の言葉を借りれば「資本家」になり、地元の民は、皇帝の命令よりも資本家の命令を聞き、かつ、皇帝に正しく報告しなかったと。会社でもありますよね、こういうの。

 なので、雍正帝は「大小の官吏からべつべつに報告させて、ただいに比較してみてその間に虚偽がないか確かめねば気が済まなかった」(p103)という。これ、自分がアナリストのとき同じことをいわれました。事業会社は得てして自社に都合がいいことを言う傾向あるので、取引先、顧客にもヒアリングしろと。独裁者といえども自分の言うことを聞いてくれなくて苦労が絶えないと。

 この雍正帝のマイクロマネジメントは資本家には窮屈なようで、結局、13年しか続かなかったものの、このマイクロマネジメントが清の国力を押し上げ、つぎの乾隆帝の治世につながったと。結局は、この官僚制度がネックになって、外からの外圧で清は滅亡します。なので、マイクロマネジメント自体も否定すべきものではないのかもしれないですね。

 自分が思うに歴史書の醍醐味は昔何が起きたかを知ることではなくて、過去の出来事を「自分ごと」ととらえることにあると思います。自分が司馬遼太郎をこよなく愛するのも、彼がまるで坂本龍馬のような歴史上の人物と昨日酒を酌み交わしたように「自分ごと」として書いているところにあると思います。宮崎先生もまさに同じで、ひょんなことから古本屋で雍正帝の資料と出会い、雍正帝を「自分ごと」として噛み砕いています。この本最初に出版されたのが60年前近くですが、明日、どこかの会社で同じことが起きているような気がします。

社会人学び直し

7月 30th, 2018 | Posted by admin in 日々の思い - (社会人学び直し はコメントを受け付けていません。)

 7月30日の日経の記事に「社会人が学び直し、政府が支援拡充」という記事があり、よいことと思いました。

自分はもう4年近く前から、主にエンジニア向けに統計・データサイエンス・プログラミングをR・Pythonの実習を含めながら教えています。

そのなかで伝えたいことの一つは数学の面白さです。ピュアに数学をやるわけではないのですが、正規分布の考え方、t分布によるスモールデータ、回帰分析と二乗誤差、ロジスティクス回帰とオッズ、主成分分析の次元削減、サポートベクターマシンとラグランジュ未定乗数法、ベイズ推定の事前分布・事後分布、ディープラーニングの数理(活性化関数、勾配降下法、ボルツマン機械学習など)、なかには理解するのに骨が折れるものもありますが、ちゃんと理解できると新しい世界が広がる、ファインマンさん的にいえば「The Pleasure of finding thing out (ものごとをつきつめるよろこび)」だと思うのです。

で、残念なことに、この手の数学の話、自分の感覚だと半分くらいが中学・高校で「もういいや」となってしまうケースがおおいようです、その主たる原因は数学の先生の説明がつまらない、よくわからない、怖かった、からだと。まあ、これはありますよね。逆に、中高一貫校で魅力的な数学の先生に感化されて数学の道に進むという人もいるので、やはり、中学高校時代の数学との出会いというのはとても大事だと思います。

でも、最近思うのは数学の入り口は、別に中学高校でなくてもよいと思います。社会人になって、Excelからはじめて統計って面白い、それも大事な入り口だと思います。そして、その入り口を積極的に支援する、それが回り回って日本の技術力の裾野を広げるのかもしれません。

で、番宣になってしまいますがw、だいたい月に1~2回程度、この手のセミナーをやらせていただいております。直近で申し込めるものだと、NTTデータ数理様によるR で始める R コマンド不要の機械学習、ちょっとライトな感じですが、雰囲気はつかめるかと思います。

サッカー監督と会社のマネジメント

6月 13th, 2018 | Posted by admin in 長橋のつぶやき - (サッカー監督と会社のマネジメント はコメントを受け付けていません。)

 もう先月の話になりますが、平成最後のダービーは福永ジョッキーの素晴らしい勝利で幕を閉じました。彼は今年こそはダービージョッキーと言われ続けてはや19年、ようやく勝利をつかみました。残念ながら自分の馬券はかすりませんでしたが、いいレースでした。

 さて、ダービーに次ぐ、6月のスポーツイベントは、やはり、ワールドカップですね。競馬にサッカーに来年はラグビーと自分はイギリスかぶれかもしれません。とはいうものの、ワールドカップ、ひいては、サッカーからマネジメントを学ぶところがとても多いと思います。

 当たり前ですが、サッカーでは、監督と選手が分離しています。ま、スーツ着ている監督が、ユニフォームに着替えて、ドリブル・シュートってないですよね。野球では、たまに、捕手兼監督みたいなプレイングマネージャーはありますが、サッカーはないです。

 で、自分でドリブル、シュート、得点を決めることができない監督は何ができるか?これってマネジメントそのものですよね。当たり前ですが、チームの目的は勝つこと。勝つためにどうするか、これを考えるのが監督の仕事だと思います。会社であれば、マネジメントが売上・利益を達成するために、どうするか、を考えるに近いかもしれません。

 もちろん、選手一人一人も勝つために、どうするか考えているはずです。会社でも計画を達成するために、社員一人一人がどうするか考えますよね。そのなかで、監督の役割は、選手一人一人の方向性(ベクトル)を合わせることなのだと思うのです。たとえば、4-4-2のフォーメーションの場合、オフェンスの際、あるいは、ディフェンスの際、どう動くべきか、その方向性を示して徹底させる。そして、個々の選手がその方向性のもとに動いた結果、チーム全体もベストな方向になる。監督がこうした方向を示して、結果を出すことが、監督の役割なのだと思います。

 これは、会社も同じですよね。営業でガンガン攻めるというオフェンスの時もあれば、獲得した案件を確実にこなすディフェンスもあります。そして、いまの状況が、オフェンスのときか、ディフェンスのときか、個々人が臨機応変に判断する、あるいは、そうした方向性がマネジメントから示されて実践する、これができる会社は強いと思います。

 もう一つは、選手の入れ替えも監督の役割と思います。バレーボールなんかもそうですが、流れを変えるために選手を入れ替える、これは監督の特権です。会社も同じですよね。ある部署がうまく行ってないとき、新しい人材を入れる、あるいは、配置転換する、それによって、組織が活性化して結果が出る、こうした入れ替えの巧拙が会社の業績に影響します。進むべき方向を示して、人材を配置する、自分はあまりできてないですが、これが監督、マネジメントの腕の見せ所と思うのです。

 というわけで、今年のワールドカップ、日本代表の活躍にも、もちろん期待ですが、それぞれの監督がどう考えて、どうアクションするか、これも楽しみたいと思います。

新・青年社長

5月 14th, 2018 | Posted by admin in 日々の思い | 経営 | 長橋のつぶやき - (新・青年社長 はコメントを受け付けていません。)

ブックオフの108円均一コーナーは、自分にとっては宝の山みたいなところです。基本は昔ベストセラーになったけどみたいな本が大量にありますが、中には掘り出し物があります。いま、ブックオフの業績あまりよくないですが、個人的にはこの108円均一コーナーはなくなってほしくないですね。。

 さて、そのなかの掘り出し物の一つが先日読んだ高杉良「新青年社長 上下」です。言うまでもなくこの青年社長はワタミの創業者で、いろいろと毀誉褒貶がある方ですよね。まあ、毀誉褒貶はともかくとして、大いに学ぶべき点は2つありました。

 まずひとつは彼のフレーズ「夢に日付を」、前に聞いたことあるけど、いまいち理解できなかったのですが、この本を読んで納得しました、自分の理解では、アクションアイテム(夢)に日付をつけること。これは当たり前のようで、意外と難しい。

 たとえば、社内のブレストで「これいいね!やろう」となったとしても、それがキチンとプランニングされて、実現にこぎつけるケースって意外と少ないのではないでしょうか。あと、個人でもそうで、「これやろう!」って思っても、日々の忙しさにかまけて、なおざりになってしまう、よくある話ですよね。

 そうじゃなくて、「夢に日付を」入れる。やるべきことに対して、日付を設定して、その日付にあわせて確実に実行する。これがキチンとできる組織は強いですよね。まあ、戦略・プランはかけるけど、実行が伴わないというケースが多いなか、日付を入れるというのは学ぶべきですね。

 もう一つは、小さな出会いを大切にすること。ワタミは、NPOを支援したり、農園を経営したり、良し悪しをともかくてとして多角的に事業を展開しているけど、そのはじまりはちょっとした縁、たとえば、小学校での講演の縁でたまたまNPOを始めるとか、そこからはじまっています。

 自分が思うに、どんな大きなビジネスもこうした取るに足らないかもしれない小さな縁を大切にすることからスタートすることが大きなビジネスにつながる思うのです。これも学ぶべき点だと思いました。

誰よりも会社のことを知る

4月 27th, 2018 | Posted by admin in 日々の思い | 長橋のつぶやき - (誰よりも会社のことを知る はコメントを受け付けていません。)

 その昔、自分が証券会社でアナリストを
していたとき、先輩から「担当している
会社についてその会社の社員より
くわしくなれ」といわれました。

 あたいまえですが、外部の人間が
その会社の社内の社員よりくわしく
なることは大変です。

 でも、心がけひとつでできるものです。その
会社の社史を読む。ホームページをすみから
すみまで読む。その情報を様々な社員
と議論する。そのつみかさねが社員
よりくわしくなるポイントと思うのです。

 結局のところ、心がけだと思うのです。
たとえ外部の人間であっても心がけ
ひとつで社員より会社のことは
くわしくなれます。そして、これは会社
だけではなくすべてにあてはまりますね。
ムリとおもえることでも心がけ次第で
可能になります。こうしたきちんとした
心がけを大事にしたいです。