4度目の干支

7月 29th, 2025 | Posted by admin in 長橋のつぶやき

 さて、今年は4度目の干支の年男です。前の干支からもう12年、時が過ぎるのは早いものです。で、ふと、昨日、12年前の干支といま、何か変わったか?とランニングしながら、振り返ってみました。


 で、変わったことがあるとすれば、日々のルーチンを少しはこなせるようになった気がしています。もともと、自分はルーチンワークは得意ではなく、気分屋なところがあって、気が乗ったときには勉強とかをやる、気が乗らないときはダラダラと、わりとアップダウンが激しい性格で、新しいことを初めても、すぐ飽きてしまう性格ではありました。


 が、たぶん、10年くらい前から、どういうきっかけかは覚えていないのですが、1.月1度以上定期的に文章を書いて公開する、2.1か月に50km以上走る、3.年間95冊本を読む、という活動をスタートしました。爾来、とくに、苦痛でもないので、いまでも続けることができています。そういう意味で、いい意味でムラがなくなってきたのかもしれません。

 この小さな習慣の継続は自分としては大事だと思っていて、昨日のイチローの野球殿堂入りのスピーチは、わが意を得たり、と思いました。イチローはこう言っています。「こうした記録を達成できたのは、毎日、19年間一度も欠かさず、小さなことを大切にしてきたからです。私は毎日、自分の道具を自分で手入れしていました。グラブのひもが緩んでいてエラーをするのも、スパイクが汚れて走塁時に滑ってしまうのも、絶対に避けたかったからです。」 自分のこの3つの習慣の先にイチローのような大記録があるとは思いませんが汗、こうした小さな習慣の継続が、自分らしく生きる、満ち足りた状態(ウェルビーイング)に近づけるような気もしています。

 もう一つこの12年間で学んだのは、「受け容れる」ことでもあります。2017年8月、ストレスもあったのでしょうが、右目の半分が突然真っ暗になり、眼科に診察してもらったら、網膜剝離で即入院、そこから上手く網膜がくっつかず何度か手術しました。その際、たまたま、オーディオブックで聞いていたのが、「武士道」であり、運命を穏やかに受け入れ、危険・トラブルが起きても心を平静に保つべしという内容が沁みました。自分の思い通りにいかなくても、それを受け容れて、次にどうすればよいかと考える。こうした学びが、12年間振り返って、大きかったようにも思います。

 さて、次の干支を迎える2037年は、干支が一回りする還暦でもあります。自分がもうそんな年かと信じられなくはありますが、でも、前クールのドラマ「続・続・最後から二番目の恋」では還暦・定年前がテーマでしたが、そんなもんなのかも、とも思いました笑いずれも、身構えるのではなく、常に新しいことに取り組み、ワクワクした日々を送りたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします!

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