ドリトリビュート

7月 3rd, 2020 | Posted by admin in 長橋のつぶやき

 普段あまりテレビを観ることはないのですが、たまたま、Mステをみる機会があったのですが、それは思わぬ僥倖でした。テーマは、ドリカム(以下、ドリ)トリビュートです。

 昭和生まれの自分にとってドリは青春時代そのもので、平成最初の「笑顔の行方」から「うれしたのし大好き」、「決戦は金曜日」、高校終わりの「LOVE LOVE LOVE」、「何度でも」。吉田美和の詩曲は、同番組で三浦大和が「映像が浮かんでくる」とコメントしていましたが、ホントに俳句のように映像が浮かんでくるんですよね、とくに「Ring Ring Ring」とか。たしか、吉田美和のお祖父さん、歌人だったようで、そうした流れもあるのでしょうか、ドリの詩曲から日本語の素晴らしさが伝わってきます。

 もちろん、ドリは吉田美和によるところが大きいのですが、それ以上に自分は中村正人(敬意を込めてマサ君)をリスペクトしています。ドリ結成から31年、たとえ、マサ君が作った詩曲であっても、吉田美和が即興で作った詩曲を採用する、自分を押さえても吉田美和の才能に惚れ込む吉田美和ファーストのマサ君あってのドリだと思います。あと、結成当時から知る人間にとって、はからずも脱退したニーヒャを今でも仲間としているところもリスペクトしてます。

 で、たしか、2年くらい前の日経で、ミュージシャンの大江千里のインタビューを読みました。彼も、ドリと同じ世代で、最初は恋愛ソングを作っていたけど、年をとって、恋愛の曲は書けなくなってジャズに転向したそうです。まあ、たしかになぁ、と思いました。たぶん、ドリも同じなんだろうと想像します。

 人が年をとるようにドリも年をとるー2011年、ドリカムワンダーランド行きました、それは素晴らしい体験でしたが、一方で、そう思いました。もちろん、誰でも年をとります、でも、今回思ったのは、ドリが強いのはマサ君、吉田美和、そしてそのチームによるチームワークでカバーしているんだろうと思いました。

 これは、会社も似ているかもしれないですよね。会社には、往々にして、吉田美和のようなエースはいます。でも、本当に強い会社は、そうしたエースを少しでも輝かせようとするマサ君のようなサポートメンバーがいるからこそエースが長く輝き続けると思います。まあ、マサ君は吉田美和と一緒に空を飛びました笑 いずれにしても、こうしたチームとしての強さ、マサ君から教えられた気がします、ドリ50周年も楽しみにしています!

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